池袋 放射線 健康被害 公園

池袋の公園で出た放射線量では健康被害は発生するのでしょうか?

東京池袋の公園で放射線が発生した事がニュースになっています
この480マイクロ・シーベルトくらいの量では健康被害の心配
はないのでしょうか?これくらいの量は自然に発生するの?
などをあなたに代わって調べてみました。

 

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事件の概要(引用)

 

東京・豊島区は4月23日に池袋本町の「電車の見える公園」で遊具の
すぐ近くから1時間あたり480マイクロシーベルトの放射線量が検出
されたと発表。同区では土の中に何らかの物体が埋まっているとみて
掘り返し作業を実施。
24日に土を取り除いてドラム缶に入れて運び出した。
その結果、深さ10cmほど掘る間に小さなかけらのようなものを発見
このかけらが高い放射線量の原因の可能性もあるとみて専門の機関に
分析を依頼した。

 

 

問い合わせや相談が多数

 

豊島区が設置した相談窓口には24日に約220件の相談や問い合わせが
寄せられた。
同区によると公園を利用している保護者たちから
「子供を遊ばせているが影響はないか」といった内容が多かったとのこと。
普通にお子さんが遊ぶ公園でこんな事があると、親御さんとしては心配ですね。

 

はたして今回検出された480マイクロシーベルトという量は
自然に発生するのでしょうか?健康被害が発生する危険性はないのでしょうか?

 

調べてみました

 

自然界でも放射線はあるの?

 

放射線と言われると原発や核実験とかを想像する方が多いでしょうが
実際は宇宙や地球上の地面、空気、食物等などからも放射線は出ています。
つまり、私達は日常生活の中でも常に一定量の放射線を浴びているわけです。

 

その放射線はどれくらいなんでしょうか

 

世界平均で年間2.4ミリシーベルトと言われています。

 

他に放射線が出るラジウム温泉というものをご存知の方も多いでしょうが、
この温泉で有名なイラン北部のラムサール地域の人々は
年間に約10ミリシーベルトの放射線を浴びています。

 

シーベルトとは

 

シーベルト:外・内部被曝で実際に人体が影響を受ける線量を表す単位で
       「1時間あたり1ミリシーベルト」の様な形で用いる。

 

ベクレルとシーベルトの違いは

 

ベクレルが「本質的な量」を表すのに対して
シーベルトは人体に影響のある数値を表し、下記の通りとなる。

 

1シーベルト  =1000ミリシーベルト
1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト

 

つまり、今回の480マイクロシーベルトという数値は

 

0.48ミリシーベルトになります。

 

日常生活における被曝量の目安

 

50ミリシーベルト
 放射線業務従事者の年間被曝の上限

 

10ミリシーベルト
 ブラジルのガラパリで年間に受ける自然放射線の量

 

6.9ミリシーベルト
 胸部エックス線CTスキャン1回で受ける線量

 

2.4ミリシーベルト
 1年間の自然放射線被曝の世界平均

 

2ミリシーベルト
 胃のレントゲン撮影1回の被曝量
 
1ミリシーベルト
 一般市民の被曝限度(自然放射線・医療被曝は除く)
 
0.6ミリシーベルト
 胃のX線検診1回の被曝量

 

0.19ミリシーベルト
 飛行機での東京 - ニューヨーク間往復で受ける被曝量

 

0.05ミリシーベルト
 胸部X線の集団検診で受ける被曝量。

 

上記の通りなので、今回の480マイクロシーベルトという数値
は赤字の部分の範囲に該当します。

 

つまり、普通の生活をしていて浴びる可能性のある範囲であり
大きな心配はないと言えましょう。
ニュースになるとショッキングに感じますが、冷静な対応が必要ですね。

 

とはいえ近所の公園でこんなものが出れば心配がなくはないでしょう。
原因などのさらなる情報や「普段から気を使う」態度は大事ですね。

 

【出典:「シーベルトとは何か?人体への影響もわかりやすく解説」】

 

【参考:「放射線の基本!シーベルトの計算方法と人体影響一覧表」 】

 

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