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ANK免疫療法の概要や方法、副作用について

『ANK免疫細胞療法とは』

皆さまはANK免疫療法と言う療法をお聞きになった事はありますのでしょうか?ANKとはAmplified Natural Killer Therapyの略語になりましてこれを別称では『ANK療法』又は活性化自己リンパ球移入法等と呼ばれています。

またご家族がガンになった方であれば、恐らく素人の方でも幾つかのガン治療の方法について調べた事がある方もいると思いますが、しかしANK免疫療法は聞いた事がある人は少ないかも知れません。

因みにこの方法の概要と致しましてはNK細胞を取り出した後で刺激を加えて活性化を高めます。

具体的に言いますと、細胞を増殖させる為に特殊な培養方法を行ないターゲットとなるガン細胞を撃退する役目を果たすNK 細胞機能の特異性を上げて行くのです。

そしてその後から体内に戻して行くのでガン治療法の中でも特殊な方法になる他に一般的な全てのガンが対象に治療の適応となるのです。

 

『従来ガン治療法との比較』

2015年からキラーT細胞(俗称 CLT)を活用した従来のCLT療法よりも強力な方法が有名になっていますが、昨今ではANK免疫細胞法とCLT療法を併用する方法もありますので医師の相談の元、患者側でも選択する事がか可能となっております。

またANK免疫細胞療法の作用については培養されたNK細胞と言うのは沢山のサイトカインを放出してそれまで体内で免疫細胞によって眠っていたNK細胞を活性化させてくれるのです。

尚、NK細胞は体内において直接ガン細胞を攻撃しますが、活性化をしたNK細胞に誘導されてCLTと呼ばれるT細胞の一種も活性化される事でガン細胞を攻撃するのです。

 

『ANK免疫細胞療法の歴史』

ANK免疫細胞療法の歴史は1984年に大規模な臨床試験が行われたのですが、その内容と言うのはアメリカ版のLAK療法そしてNIH(アメリカ国立衛生研究所)が3日間の採取において50リットル以上のリンパ球を分離採取して残った血液成分は体内へ戻すと言う方法を取っていました。

そして結果としてはそれまで消えなかった大きな腫瘍が消えたりしましたので、標準治療を上回る効果が出たのは事実なのですが、その分副作用も大きくて患者への負担が大きい物となってしまい猛烈な免疫刺激を行う事による命のリスクも伴う為にlCUでの管理も必要となる為に費用も高く、実用的な物ではなかったのです。

また当時用いられたリンパ球は細胞だけではなくて他の種類の細胞との混合物となっていたのですが、LAK療法を行なっていたローゼンバーグ博士はその後に NK細胞を除去した実験を行った時の結果が細胞障害が失われる事で同治療法のメインはNK細胞だと言う事を証明したのでした。

 

『ANK 免疫細胞療法の歴史』

ANK免疫療法の流れについてですがもし皆さんがガンだと診断された場合には大きな病院できちんと検査を受けて下さい。

その後に標準治療となる方針の説明を聞き、それと同時にANK免疫細胞療法の専門医と面談をして免疫を加えた最良の組み合わせの治療法の相談をして行きます。

 

『副作用について』

ANK免疫細胞療法の副作用についてご説明をさせていただきます。

画期的でどの部位にも効果が期待できる療法だからこそ副作用はないのか?もしあるとするならばどの様な物なのかと言う事を予め知っておく必要があります。実際に副作用はありまして、その症状は数日において熱の波が襲ってくる事があります。

また治療開始の後に発熱や悪寒が襲ってくる場合もあります。

特に免疫レベルが低下している状態の時に限って熱のピークが何度か襲ってくる場合もあります。

因みにこの熱のピークは通常は活性化されたNK細胞免疫が感作する1度目や2度目に激しく出る傾向にあり、3度目以降は少しずつ落ち着いて行く傾向にあります。

後、発熱以外の副作用の症状と致しましては特に初回や2回目の時に吐き気や関節の痛みや頭痛を訴える患者さんが多い事も特徴になります。

 

『ANK免疫細胞療法のメリット』
ANK免疫細胞療法のメリットですが、一般的に抗がん剤を投与する時には 回数を重ねる度に耐性の問題が生じますが、その点から考えると実はANK療法には治療回数の制限という物がありません。
ですのでANK免疫療法の担当医と相談をしながら免疫を加味した最良の治療の組み合わせを考えて治療の進め方を相談して行きます。

『注意点や問題点』
注意事項については先ず体調的な部分で言いますと呼吸器系の疾患が見られる場合がありますので注意が必要です。
また熱が出た場合にも解熱剤は早い段階ではまだ使用しない方が良いでしょう。尚、現段階における問題点については治療費が高く、仮に治療を行ったとしてもなかなか効果が出ないと言う問題が多く存在しています。
特に現在の課題とされているのがNK細胞が血管を通り抜ける事ができないケースがありますので細胞のサイズや通過に関する課題が残っているのです。
ですのでこの問題の為に高額な治療費を支払っても効果で出にくかったり出ないと言う問題もあり、無駄な治療となっているのではないかと言う議論があります。
ただしこの課題がクリアになればガン患者全般に向けた良い治療法と言う事が言えるでしょう。

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